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4回目の洗浄細胞診は1(卵巣の腫瘍)

2016年の4月 4回目の洗浄細胞診を受けることになりました。
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前回の洗浄細胞診では、陽性に逆戻りして、さらに腹膜播種が見つかるというかなり嫌な結果でした。
ところが、腹膜播種はそれ単体ではCTにも映らず、ある程度大きくならない限り実態は判りません。なので、腫瘍マーカーで病勢を見て、あとは洗浄細胞診と腹腔鏡による観察、ということになりました。
もっとも、これがCTで判るような転移巣が見られた場合は、そんな検査にはやらないのでしょうが、GEM+アブラキサンに変更してからマーカーもすぐ正常値に戻り、画像でも本体の膵臓がんが境界層が見えなくなるような状態になっていたので、このような検査となりました。

僕らとしては、せめて播種の拡大が無ければ良いな・・・位に思っていたのですが、予想外のことを知らされます。
それは、画像診断で、卵巣が肥大化しているというものでした。
現時点では、卵巣腫瘍ということです。
これが、良性なのか、悪性なのかは、取ってみないと判らない・・・と。

よく、卵巣がんの疑いとなって、腫瘍を取るか取らないか悩む・・・というのがありますが、なぜ細胞採取で確定診断が出来ないのか?
これは、卵巣の場合、圧が掛かっている場合も多く、針を刺して生検する方法だと、場合によっては悪性細胞を腹腔内にばらまいてしまう可能性が高いからのようでした。
よく言う「取ってみないと判らない」というのは、言葉のニュアンスとしては「よく分からない」として受けとりがちですが、正確に言えば「取らないで診断することが難しい」という事だったんですね。
こういうニュアンスの違いは「あそこの病院は腕がない」とか「あの先生はよく分かっていない」なんて誤解になっちゃうんですね。

ですが、まぁ僕らとしては、心配事が一つ増えたわけです。
一応、ずっと初期から、食事の度に胆嚢炎の痛みに脅えていたので、可能であれば胆嚢の摘出はしたかったのです。
先生が、今回は内視鏡観察で、取れるならば取る、と決めたのは、今になって思うと、播種が拡大していた場合は、その後内視鏡を入れるチャンスも少なくなるからだろうと。
ただ、場合によっては無理に取らない、という選択も伝えられていました。
それは、可能性は低いが本体の手術が出来そうな場合と、胆嚢が腹膜などに癒着している場合、でした。

ということで、今回の検査入院・手術は
腹腔洗浄細胞診と、腹腔鏡による播種観察と、卵巣腫瘍摘出と、可能なら胆嚢摘出、となりました。
ある程度の予想をしても、どちらかというと病勢が前回よりも悪くなっていることを考えていました。
が、この時の結果は、思いもよらないものだったんです。

つづく・・・

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FIT393

Author:FIT393
2014年の6月、妻が膵臓癌と診断されました。化学療法中に一旦はステージ4bの診断となりましたが、奇跡的に手術適応となり亜胃温存膵頭十二指腸切除をうけました
が、2017年8月再発が見つかり、2018年5月に3年11ヶ月の戦いは終結しました。
がんという病気が今までの印象と全く違っていたこと、医師との信頼関係など、当事者になって初めて知ったことを書いています。
全体の流れを見たい方は、カテゴリ「まずはじめに」をお読み下さい。

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