がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

去年の今日、手術だったんだ

去年2016年の今日11月24日は、亜胃温存膵頭十二指腸切除術の日でした。
つまり、膵臓癌を手術で取った日。
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-34.html

あの日からの数ヶ月間は、色々な意味で夢のような時間を過ごしていました。
まずは、2年半脅えていた膵臓癌が、もう体から無くなっているという気持ち。
これは喜びと言うよりも、どちらかというと不思議な気持ちの方が大きかったかも知れません。
そして、最初のウチは、量を食べられず、下痢の頻度が高く、本当に手術して良かったのか?とも思いました。

今年8月に再発が見つかりましたが、
じゃあ、今、去年に戻ったときに手術をしない選択をするかどうか?

本人の気持ちはよく分かりません。
もしかすると、僕の気持ちとは違っているかも知れません。
だって、結局TS-1の副作用があったり、下痢が酷かったりしたわけですから。そして、今も痛みがありますから。

だけど、僕が思うには、それでも手術を選択したと思います。
理由は単純に言えば、完治を望むのなら、それが唯一の選択だからです。

もうちょっと冷静に考えますと、
当時GEM+アブラキサンがよく効いてくれていて、いわゆるコンバージョン(手術不可の状態から手術可能な状態になる)になったのですが、もしここで手術をしないで化学療法だけを選択した場合・・・
当然、抗癌剤だけで大元の癌を消滅させるのは難しいでしょう。
そしてGEM+アブラキサンも2015年の9月から使っていますから、すでに手術の時点で1年以上経過していました。
これが、癌に耐性が出来てしまうまでが、そう遠くは無いと考えられること。
そんな状況を考えると、手術をしなかったら今現在、放射線治療。。。なんて言っていられなかったと思います。

これはあくまでも僕の判断です。
本人がどの様に感じているか、思っているかは判りません。
だけど、そこに至るまで、非常に丁寧に、そして粘り強く治療を繋いできたと思っています。
だから、今でも諦めていません。
諦めていないのは「完治」ではないかもしれません。
そうだな・・・もっと一緒に居る時間、もっと幸せな時間、これを取り戻すことを諦めてはいません。

あの不思議な気持ちの数ヶ月を、もう一度味わうために頑張ります。
・・・・・って、頑張るのは僕じゃ無いんだろうから、身勝手なことは言えないんだけどな・・・・


関連記事

テーマ: - ジャンル:心と身体

  1. 2017/11/24(金) 21:52:36|
  2. 現在進行形
  3. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad