がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

健康保険って過小評価されている

http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/interview/27756
こういう記事を読むと、保険って誤解されるんだろうな・・・って思うんですよ。

いや、生稲さんも大変だっただろうし、ガン保険も大事なんですよ。
だけど、ここには、こう書かれている。

「最初の1〜2年は入院・手術が続いたので医療費も領収書が分厚い束になるくらい高額になってしまって……。でも、入院費用、手術費用、放射線治療費など、すべて保障されたので、すごく助かりました。 ~

前後には、ガン保険は高いと思っていた。だけど、広い範囲で保証されていて助かったと。

で、僕なんかも最初はこういう記事を読んで、こう考えちゃったんですよ。
「あー、がんになったら、いくら健康保険で7割負担してもらったとしても、大金が飛んでいくんだろうな」と。
実際は違います。
健康保険には、高額療養費支給の制度があるので、最初の3ヶ月はおおよそ9万円まで。4ヶ月目からはおおよそ4万5千円。
よほど複雑な受診をしていなければ、大抵これで保険診療は受けられます。
領収書が分厚くなるぐらいの高額にはなりません。
あ、もちろん、このペースで1年続くと、9万×3+4.5万×9 で、1年で68万ぐらいの支出にはなるんですけどね。

これ、本当に3割負担だったら、とんでもない金額になっちゃうんです。
例えば、ウチの場合、1年に、4回ぐらいの入院と3回の手術、外来化学療法が30回ぐらいありました。
これ3割負担にしちゃうと、250万ぐらいになっちゃうんです。
だけど68万で済んでいます。

例えば、外来でGEM+アブラキサンを受けた場合、手元の領収書からは、医療費は18万ほど。
3割だと、6万ぐらい。
これを月に3回、プラス調剤が1.6万。
単純な計算だと、19.6万。
だけどもうすでに、4ヶ月目以降になっていたので、4.4万ほどが実質の支払いでした。


250万/年を生命保険やがん保険で賄おうとすると、すごく大変な金額(月額掛け金)になります。
68万/年に対してだったら、かなり現実的な金額になるはずです。
この部分を保険会社はあまり語ろうとしません。
68万位の診療を余裕を持って受けようとした場合、たぶん、特約付けても8千円/月ぐらいでなんとかなるはずです。
だけど、これが250万をなんとかしようとすると、2万5千円/月を超える場合があります。

そうすると、どうなるか・・・・
思考停止に陥るか、高額な保険料にガッカリして、検討しなくなっちゃうんですね。

もし、不安を煽って加入させようとする保険会社の魂胆だとすれば(いや、これは生稲さんの記事を言っているのでは無く、全般の話です)、逆に加入検討者は引いちゃうだけのような気がします。

あ、逆説的になってしまいましたが、健康保険ってすごい威力がありますよ。(^^;
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2017/02/22(水) 11:17:48|
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