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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

退院してからの数日間

退院当日からの数日間。これが一番大変でしたね。

退院当日、いつもよりも多くなってしまっている荷物をカートに載せて、駐車場まで移動します。
もうこれが歩くのが大変で3倍ぐらいの時間が掛かります。
一応、久々の外出気分なので、いつものデパートで食品を買ったりしようということになりました。
今考えると、これ自体はかなりの冒険だったんですけどね。(^^;

歩くスピードが、おばあちゃん並みです(っていうと、おばあちゃんに怒られるかな)
だけど、見た目は怪我をしているわけでもなく、普通なわけですから、一般人との距離が難しいです。
例えば、歩いていて向こう側から誰かが歩いてきたとします。
向こうはこっちがゆっくりしか移動できないとは思っていませんから、そのままのスピードで、「避けられるだろう」という間隔で歩いてきます。
もう隣に居る僕が、間に入らないとぶつかるんじゃないか?というくらいの感じです。
何に例えれば良いのかな?
高速道路に入った途端に、エンジンの調子が悪くなって、20km/hでしか動かなくなって、ハザードも点けられない感じ。
(なおさらわかんないか)

いつもだと、数分で辿り着く食品売り場がすごく遠いです。
途中で休みたいとも言われると、もうどうしたら良いかわかんなくなります。
なんとか、買い物を済ませて、家に帰ってきます。
今度は、駐車場から、部屋までがすごく遠い。階段もある。
全然普通の時間感覚では予想が付かなくなっているんです。
ついに、部屋に到着。
今度は、ソファに座ることは出来ても、横になることが出来ない。
今まで、リクライニングベッドだったから、なんとか休めていたのでした。
クッションとかをうまく詰めたとしても、今度は起き上がれない。
ベッド脇のガードに手を掛けて起きていたからでした。

もう夕方になろうとしていましたが、とりあえず急いでホームセンターやらニ○リやらに行くことにします。
もちろん、本人は置いていきます。怖いと言えば怖いですが、他に方法はありません。


まずは、こんなベッドガードを探し出して、カートに入れます。
上手く乗らないし、大きいので、買い物中も一苦労です。
リクライニングベッドは、展示はしているんですが、すぐ持ち帰るものは無い・・・と。
あー、お届け致しますってのはこういうカラクリなのか・・・と思い、とりあえずは物色しますが

これがなかなか難しくて、簡単なタイプは、足と頭が同時に1つのモーターで動いてしまうんです。
別々になると、途端に値段が上がります。
いや、ウチの場合は、頭だけでよかったのですが、今度はマットがよくない。
やっぱり、専門のものは、良い物を使っているんだな・・・って思いました。

(そういえば、後で見つけたのですがJRでレンタルしているのは、結構安いはずです。)

どうしようもないので、とにかく色々な形のクッションを買ってみます。
ビーズソファ系とか買いまくります。
割と安いから、ガンガンとカートに入れるんですが・・・・
駐車場に着いてから「これ、どうやって部屋に運ぶの?」と頭を抱えたのは秘密です。

翌日には真っ直ぐは寝られるようになったみたいで、起きるときや、立つときの取っ手というか、それは必要でしたが。
ただ、食べ物系・・・最初の頃は、おにぎりを1/3でももう食べられないってなっていました。
ついでに、すぐに便意がくるらしく、食べてすぐにトイレ、っていう生活でした。
いつになったら、ある程度になるんだろうか?と悩んでいたのが、数週間でしたね。

実は、先日主治医から聞いた話なのですが、胃腸系の手術をした人は殆どの人が同じ感想を持つそうなんです。
それは、特に癌の手術の場合は、自覚症状があまりなくて、体力的にも手術に耐えられる状態でなければならないので、殆ど健康体の気持ちで手術を受ける、終わってガッカリする・・・っていうことでした。
なるほどね。

で、ウチの場合は、内視鏡手術を何度もやっていたので、その感覚で回復スピードを考えてしまった部分もあって、なおさらガッカリしてしまったようです。

*2月に入って、相変わらずの下痢止めは必要ですが、食べ物も1人前食べられるようになり、体重も僅かに上昇に転じ、雪かきぐらいは出来るようになっています。


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テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体

  1. 2016/12/22(木) 17:08:01|
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