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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

病院とのお別れ

今日は、病院に最後の治療費の支払いと、診断書の請求・・・・
そして、各科にご挨拶に伺いました。

一番たくさんの思い出がある場所です。
一番明るく過ごそうとした場所です。
だから、気持ちが揺さぶられるのは覚悟の上で向かいました。

最初は外来。
いつもの受付の「アラレちゃん」は、いませんでした。
が、最後にお世話になった看護師さんが出てきてすぐに名前を呼ばれました。
心配して下さっていたみたいです。
最後の受診に、一番厳しい見立てを言ってくださり、一番手を尽くしてくださいました。
そこにアラレちゃんが戻ってきました。
「僕らは、あなたの受付での笑顔がとても気に入っていたんですよ」と伝えました。
ありがとうございました。

次は、一番お世話になった入院病棟。
ナースステーションに顔を出すと、みんな「あら、あら、あら・・・・」って感じで・・・
すぐに師長さんを呼んできてくださいました。
もう、名前を思い出せない悪い癖を反省しましたよ。ごめんなさい、みなさんに感謝しています。
しばらく話をさせて頂き、最後の夜に「泊まっていった方が良い」と言ってくださった看護師さんにありがとうと伝えました。
看護助手のみなさん、そしてクラークさん、ありがとうございました。

景色・・・見えるもの全てが、様々な思い出をよみがえらせます。
凄くつらい・・・・だけど、何かそういう気持ちとは微妙に違う何かを感じます。

緩和外来にも顔を出します。
ここも、無理難題を引き受けてくれた場所です。
担当の看護師さんも、忙しかったでしょうに、戻ってきてくださいました。
たぶん、最後の本音を語った方は、この方なんでしょうね。
本当はもっともっとお話を伺いたかったです。
ありがとうございました。
担当の先生と、音楽の話をしたかったです。よろしくお伝え下さい。

そして、がん診療相談室。
ここは愚痴も聞いてくれたし、最後の治療のコーディネートすらしてくれたところです。
感謝するのと同時に、ここがもっと頑張れると、がん患者・家族はもっと楽になるだろう、
っていう課題を偉そうに話してきてしまいました。
ありがとうございました。

診断書の申請をしながら、支払いを済ませ、駐車料金の前精算をしながら。。。
さっきの違和感に気がつきました。

僕の正確な気持ちは
「今のところ、もう、この病院に来ることはない」というもの凄い寂しい思いでした。
この病院に来ることは、その都度、僕らの生きている証で、自慢・・・というか、誇りでもありました。
みんな、僕の顔を知っていてくれてる。大病院なのに・・・

本人は、辛い場所だったかも知れませんが、僕らはここで喜怒哀楽を共にしました。
そして、その全部のシーンにここの方達が関わっていて、一緒に過ごしてきたんだと思います。
僕らは、治療に際して、標準の真ん中ではなく、常に上に行く可能性を目指してやってきました、
それを全力でサポートしてもらいました。
いわば、僕的には、戦友というか、親友というか・・・
そういった信頼していた人達に、もう今のところ会う口実がなくなったわけで、
いわば、大事な人達との別れでもあったのでした。

僕らの人生を本気で支えてくれていた人達と、会えなくなった。
これが、ものすごく寂しくて、駐車場から車を出すときに、恥ずかしながら号泣してしまいました。

みなさん、ありがとう。
僕に何かお役に立てることはありませんか?と言いたいのをグッとこらえて、4年の戦いに終わりを告げました。

・・・・だけど、先生には、もう一度会った方が良いのかな?  (^^;


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テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/06/07(木) 22:27:34|
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