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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

肝胆膵外科の受診

今月初めの肝胆膵外科の外来。
(このあたりの記事は、そのうち当時の日にちに掲載されるように変更します)

ここまでのまとめ・・・
・CTの結果、転移も判明。
・本人がトイレに行っているうちに主治医が、状態は芳しくないことを告げる
・緩和外来の予約を入れられる
・本人は、まだ何かしらの治療を期待している
・僕だけで治療相談室に確認したところ、緩和では入棟説明がされるだろう事
・入棟説明には、積極的な治療をしないことを承諾させられるだろうこと。
・主治医に治療見通しを説明されるわけでもなく、曖昧な状況で緩和入棟の説明をされたくは無いと伝える
・これらの件を、治療相談室から緩和外来と肝胆膵外科に対して説明してもらい、コーディネートしてもらう
・先週の緩和外来では痛み止めの処方の説明に留まる
・肝胆膵外科の方から、なんらかの治療の提案がされないだろうか?

こんなところです。

さて、肝胆膵外科では、主治医が学会で不在のため、若い先生の受診です。
この先生には、随分前にちょっと失礼なことをしてしまっていて・・・

というのは、手術後、再発発覚直前かな?
なかなか痛みが治まらない時点で、主治医の予約が入れられてなかったため、本人が「もう見捨てられたのかな」とガッカリしていたことがあり、受付に「できれば○○先生だと本人も元気が出るのですが・・・」と伝えたことがあったのです。
ただ、この先生、非常に優しい先生で、アメリカでの腫瘍絡みの勉強もしてきた方です。
その件以来、凄く気を遣ってくれて、「ごめんなさいね~○○先生、また今回も学会で不在なんですよ~、だけどきちんと伺っていますから安心してくださいね~」なんて。
そんなことを言わせてしまって申し訳ないのですが、だけど、それによって僕らも安心して、信頼したというのもありました。

で、その先生が
「体重も安定しているし、血液検査も良い数値です。○○先生からは、化学療法を望んでいるかどうかを聞くように言われているんですが、どうでしょうか?」と。
本人の顔が一瞬明るくなりました。
「お願いします」と一言だけ伝えました。

僕がこんな事を聞きました。
「ちなみに・・・なんですが、現段階で先進医療か臨床試験で良さそうなものはありませんか?
市内の免疫療法をやる気は無いんです。お金が大変って言うのもあるんですが、そもそも第三臨床取り下げたものをやる価値があるのか?ということなんです。それならば、丸山ワクチンを試した方がよっぽど良いと思っています。標準治療が3割バッターなら、免疫療法や丸山ワクチンは代打にピッチャーを出すようなものです。それよりも、お勧めできる先進医療や臨床試験がないだろうか?と考えています」と。

すると、この先生「も」こう答えました。
「効くとか効かないとかいろいろ言われている話を全て否定できないけど、データが揃っていなければお勧めすることはないです。ただ、丸山ワクチンは持ってきて頂ければやれると思いますよ。それと、先進医療としては、癌ゲノム解析を先進医療Bとして申請しているので、これが上手く通れば9月頃でしょうか?」と。

この病院の医師、少なくとも肝胆膵外科で出会った複数の医師全てが同じように答えてくれます。
つまり、標準治療以外でも効果を否定しているわけではない。ただ単に、どちらでもないという立場。
患者・家族が希望してそれを扱える状況であれば、やれなくはない。

僕らの医師への信頼の第一歩って、ここだったんですよね。
ちょっと話が長くなったので、ここらへんは省略します。

ということで、無事、翌週から化学療法(おそらく、体力などを考慮しても低容量のジェムザール)を開始することになりました。
そのあと、緩和外来に向かったのですが、本人が一言こう言いました。

「今日は良い日だ」と。
心なしか元気になったように見えました。


**記事の日付をアップした2018/04/24 から、実際の日付に変更しました。**
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テーマ: - ジャンル:心と身体

  1. 2018/04/06(金) 14:40:22|
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