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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

頼れる薬

「薬」っていうと、病気の治療のことだけを考えがちですが、そうじゃない用途も多いです。
例えば、術後に筋力が極端に低下するなら、筋肉増強系の薬だって出してもらえるでしょう。

そういう「不調」は、かならず医師に相談した方が良いです。
安易に「仕方が無い」と考えて「大丈夫です」なんて言わずに、細かく説明した方が良いですね。
人によって様々な症状があるのに、患者や家族は「先生は専門だから、どうなっているか判っているはず」なんて思いこんでいます。
だから「(判ってもらえているだろう・・・だから、このぐらいだったら)大丈夫」なんて言ってしまうと、実は「ああ、問題ないんだな」と受けとられてしまい、必要の無いストレスを抱えてしまいます。

一番頼った方が良いと思うのは、痛み止めです。
「痛いのは仕方が無い」なんて思うのは、正しいのかも知れませんが、得ではありません。
痛い原因やきっかけが判っていて、それが例えば食事だったりすると、それだけで満足な食事が出来なくなります。
充分な痛み止めを服用することは、それだけで生活のブレーキを外してくれます。
どんな治療をするにも、何より大事なのは体力です。
食事が満足に出来なかったり、行動に制限があると、気分も落ち込みますし、何一つ良いことがありません。
簡単に「QOLの維持」っていいますが、単に満足な生活が出来るレベルっいうことではなく、
充分な治療を継続するために大事な要素なのです。

依存性や麻薬のような幻覚などの心配をする人も多いです。
ウチも最初はそうだったのですが、痛みがあるならば心配は要らないです。
*いや、全く影響が無いわけでは無いでしょうが・・・
というのは、これら麻薬系の痛み止めは、何に作用するかというと、単純に神経を麻痺させるのでは無くて、痛み伝達物質に作用して痛みを感じにくくするからなんです。
つまり、強い痛みがある場合は、痛み伝達物質が充分にあるということなので、麻薬系痛み止めがそれを中和する働きがあり、その他の正常な神経などには大きく影響しないのです。
*これ、一番誤解されているところでしょうね。

ついでに、痛み止めの他にも頼れる薬があります。
それは、向精神薬です。
これも、依存性などがよく言われていますが、病気を抱えて毎日不安な気持ちで過ごすのだったら、処方してもらった方が良いと思います。

実際に、飲み方はいろいろとあるのですが、ウチでは痛み止めに、オキシコドン、オキノーム、セレコックス、向精神薬にエチゾラム、セパゾンを処方してもらっています。
元気に動けるのは、本人にとっても自信になります。
家族にとってもうれしいことです。
今後の治療を続けるためにも、是非考慮した方が良いですよ。

テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/01/23(火) 14:42:21|
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どんと祭の憂鬱

私たちが住んでいる地域では、正月飾りを神社に集めて燃やす風習があります。
それが「どんと祭」です。
神社には、神頼みの時にしかいかないですよね?
ですが、僕らはこの「どんと祭」のおかげで毎年神社に行くことになります。

何が憂鬱なのか?
おみくじ なんですよね。

良いおみくじが出るまで、何度引いても構わないようなのですが、毎回憂鬱です。
いや、僕が引く分じゃ無くて、本人の方が・・・

去年は、5回ぐらい引いたかな?
今年は、2度目で「大吉」が出たのですが、あんまり内容が良くなかった。しかも「49番」っていう。
で、次に引いたのが「吉」でしたが、かなり良いことが書かれていました。
本人泣いちゃうぐらいで・・・・

さて、体重ですが、一瞬40kgを越えましたが、なかなかここから先が難しいです。
食べる回数が増えています。

先週は、今年初めての外来でした。
積極的な治療の提案は無く、ちょっと不安ですが、まずは体力を付けることが出来そうです。
放射線のおかげか、痛みも若干楽になっているようです。
といっても、痛み止めを飲まないで済んでいるわけじゃ無いですけどね。

病は気から っていいますが、とにかく痛みを楽にすること、これは全てに於いて良い方向に転がるはずです。

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  1. 2018/01/16(火) 00:09:43|
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退院後

12月28日に無事退院しました。
27日に最後の放射線が終わったときは、LINEでかなり喜んでいました。
やっぱり、いろいろなストレスはあるみたいです。
でも、本当に色々な先生が声を掛けて下さって、ありがたいことです。

27日の夜に面会に行ったときは、雪で渋滞していてギリギリのタイミングで会えたのですが、なんか様子が違う。
LINEではあんなに喜んでいたのに、全く浮かぬ顔をしていました。
まさか、ここに来るまでの間に先生から治療やその他諸々、いろいろ厳しいことを言われたのかな?とも思いましたが、聞けず。
このあと面会時間もあと数分なのに、ゆっくり聞いてあげられないと思ったからです。

翌日まで心配でしたが、退院時にその時のことを聞いてみると
「薬のせいで、全然覚えていない」と(^^;
ちょっと安心しました。

退院の日、28日当日は、僕は会社の仕事納めもあったので、一時自宅にいてもらうことにしました。
それを終わらせて即効で本人の実家に帰ります。
実家はお店をやっているのですが、本人がいないと無人です。家族も、年老いた母は施設に入っているので・・・
で、ここ1ヶ月半閉店していたので、どうしても初売りをやりたいとのこと。
まぁ毎年なんですが、それを手伝うことになりました。
これが結構大変です。
部屋の掃除から、正月飾り、年賀状と初売り告知のハガキ印刷、初売り商品・景品の準備。
29日からずっとこれをやります。
年明け、1日は、僕の実家に顔を出して、2日の初売り。
正月休みなんて無いですね。

だけど、こうやって動いているせいで、だいぶおなかが空くらしく、かなりの量を食べています。
病院食とは違って、おいしいらしく・・・いや、病院食が不味いわけじゃ無いんですけどね。
何と、体重が、入院時36kg台だったのが、39kg台に復活しています。
クリスマスのオードブルあたりから食べられていますね。

QOLが大事とは言いますが、こんなに違うのか?と感じます。
一つは、痛み止めのコントロールが上手く出来ていること。
もうひとつは、抗癌剤の副作用が無いことです。
あ、そういえば、放射線をやっているときには、なぜか車酔いがありましたね。

ただ精神的にはだいぶ参っているようで、たまにヒステリックになったりします。
一度、自宅内でパニックになったことがありましたが、高所恐怖症や、閉所恐怖症の方は注意した方が良いかもしれません。
緩和の先生に相談すると、薬を処方してもらえます。

総合病院で、院内の科の連携が取れていると、すごく助かります。
先生方、看護師の方に感謝です。

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  1. 2018/01/04(木) 11:41:50|
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