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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

4回目の洗浄細胞診は2(良いことと悪いこと)

前回の続きです。

かなり長い時間待たされた検査でした。
まぁ、それだけ丁寧に腹膜播種を見ているって事なんですけどね。
今回は、胆嚢を取るかも知れない、っていうことと、卵巣は取る、ってのがあったので5時間ぐらいかかりました。

で・・・結果は・・・
洗浄細胞診は陽性、これは予想していたことでした。
腹膜播種はなくなっています、、、、え?もう一度言って?
「播種は無くなっていました」
これは、すごく意外なことでした。
腹膜播種の予後があまり良くないってのはネットで良く目にしていましたから。

が・・・卵巣の腫瘍は、迅速診で悪性と。おそらく、癌だろうと。
それと、残念ながら、胆嚢は癒着が進んでいて、取るのは難しいと判断したと。

うーん。。。。この第一印象は、ちょっと言葉になりませんでした。
まさか腹膜播種がなくなっているなんて、これは大金星ですよ。
だけど、摘出した卵巣は癌だった。。。

その時、一つのことが閃きました!
「先生、転移巣がある場合に手術できないのは知っています。腹膜播種も転移巣と考えられますし、今のところ卵巣も原発かどうかはわかりません。だけど、腹膜播種は消失していますよね?卵巣が、仮に膵癌由来の転移巣だとしても、もう既に摘出しているって事は、この時点では転移巣が無い、ってことじゃないですか?」
先生は、小さい声で「あっ」って言ったように思えました。
そして「そうですよね。主治医とよく相談します」と。

そうです。
手術適用になるには、ステージがどうとかそんな単純なものでは無くて、もっと具体的な条件がありました。
1つは、洗浄細胞診が陰性であること。
もう1つは、明かな転移巣(腹膜播種を含む)がないこと。

つまり、転移していた部分があったとしても、手術検討の時に転移巣がない、ってことは・・・
という、なかなか一般的な過程を通っていない患者の条件になったわけです。

結果的には、卵巣の腫瘍が最初から癌だと判っていた場合、転移巣があると言うことで手術適応にはならず、おそらく手術前提の検査(洗浄細胞診など)も行われなかったでしょう。
卵巣の腫瘍が「とってみないとわからない」ものだったから起きた奇跡のようなものです。

ついでにいうと、ウチではPET検査をしていませんでした。
それは、閉所恐怖症で、CTもなんとかガマンして撮っているようなもの。
もし、PETで卵巣腫瘍が高確率で癌だと判っていたとしたら、このような検査の流れにはなっていなかったかもしれません。
非常にラッキーな結果でした。

これで、教授回診の時、
「じゃあ、次は5回目?」と教授と主治医が話していたのが印象的だったそうです。

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  1. 2016/04/15(金) 15:24:47|
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4回目の洗浄細胞診は1(卵巣の腫瘍)

2016年の4月 4回目の洗浄細胞診を受けることになりました。
全体の流れ
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前回の洗浄細胞診では、陽性に逆戻りして、さらに腹膜播種が見つかるというかなり嫌な結果でした。
ところが、腹膜播種はそれ単体ではCTにも映らず、ある程度大きくならない限り実態は判りません。なので、腫瘍マーカーで病勢を見て、あとは洗浄細胞診と腹腔鏡による観察、ということになりました。
もっとも、これがCTで判るような転移巣が見られた場合は、そんな検査にはやらないのでしょうが、GEM+アブラキサンに変更してからマーカーもすぐ正常値に戻り、画像でも本体の膵臓がんが境界層が見えなくなるような状態になっていたので、このような検査となりました。

僕らとしては、せめて播種の拡大が無ければ良いな・・・位に思っていたのですが、予想外のことを知らされます。
それは、画像診断で、卵巣が肥大化しているというものでした。
現時点では、卵巣腫瘍ということです。
これが、良性なのか、悪性なのかは、取ってみないと判らない・・・と。

よく、卵巣がんの疑いとなって、腫瘍を取るか取らないか悩む・・・というのがありますが、なぜ細胞採取で確定診断が出来ないのか?
これは、卵巣の場合、圧が掛かっている場合も多く、針を刺して生検する方法だと、場合によっては悪性細胞を腹腔内にばらまいてしまう可能性が高いからのようでした。
よく言う「取ってみないと判らない」というのは、言葉のニュアンスとしては「よく分からない」として受けとりがちですが、正確に言えば「取らないで診断することが難しい」という事だったんですね。
こういうニュアンスの違いは「あそこの病院は腕がない」とか「あの先生はよく分かっていない」なんて誤解になっちゃうんですね。

ですが、まぁ僕らとしては、心配事が一つ増えたわけです。
一応、ずっと初期から、食事の度に胆嚢炎の痛みに脅えていたので、可能であれば胆嚢の摘出はしたかったのです。
先生が、今回は内視鏡観察で、取れるならば取る、と決めたのは、今になって思うと、播種が拡大していた場合は、その後内視鏡を入れるチャンスも少なくなるからだろうと。
ただ、場合によっては無理に取らない、という選択も伝えられていました。
それは、可能性は低いが本体の手術が出来そうな場合と、胆嚢が腹膜などに癒着している場合、でした。

ということで、今回の検査入院・手術は
腹腔洗浄細胞診と、腹腔鏡による播種観察と、卵巣腫瘍摘出と、可能なら胆嚢摘出、となりました。
ある程度の予想をしても、どちらかというと病勢が前回よりも悪くなっていることを考えていました。
が、この時の結果は、思いもよらないものだったんです。

つづく・・・

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  1. 2016/04/14(木) 11:24:12|
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