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がん(膵臓癌)に出会って初めて判ったこと

家族がステージ4すい臓癌・手術不適から、手術にこぎつけた

「まとめ」記事感想【膵臓がんをあきらめない】

【膵臓がんをあきらめない】シリーズ5回の各々の感想は以下に書きました。
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-136.html
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-135.html
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-133.html
http://fit393.blog.fc2.com/blog-entry-131.html

で、それをまとめの感想を書きますが、賛否両論の意見になると思います。
もし必要でしたらコメント頂ければ嬉しいです。

まず、以前市民講座に行ったときもそうだったのですが、この記事内容にもがっかりしたというのが本音です。
というのは、一番は「患者・家族の立場になってからは、この内容では全く不足だ」ということです。

生存率の話も、よくよく読んでみると「早期発見が大事だ」ということになっています。
そんなことは、誰でも判っていて、日常生活で特段注意を払っていない人はいても、意識的に検査を遠ざけている人はいません。
早期発見の話は、個人の話であってその時点では罹患していません。
未だ罹患していない本人に取っては「生存率」は全く関係ない話なのです。
寛解するかどうか?の可能性を高めるのは早期発見、こんなことは知らない人はいません。
つまり、この記事を読んでいる「罹患していない一般人」にとって、生存率はどうでも良くて、万が一罹患したとして自分は治るのかどうか?だけが興味なのです。
生存率を意識するのは、罹患した本人・家族です。
乱暴な言い方をすれば、「生存率」という言葉を使っているのは、患者・家族とその病気の医療関係者だけです。
これら記事の書き方は誰に向かっての記事なんでしょうか?

治療方法に関しても「何故その治療をするのか?」が明確になっていません。
もっと言えば「何故手術が出来ないのか?」が理解できません。

野球に例えることが多いのですが、野球のルールを説明したところで、それだけで監督の指示には従いません。
「なぜこの人が4番打者なのか?」という誰もが判っていそうで実は明確に判っていないこと、これが誤解を生みます。
様々な治療法は選手だと思って下さい。

もしあなたが監督だったら、どういう采配をしますか?
「打率5割で、そのうちの8割はホームランなんだけど、故障が多くて全体の試合数の1/3しか出場しない」
「打率4割で、殆どがヒットになる」
「打率2割だけど、そのうちの殆どが長打になる」
そしてシーズンを戦います。
これらのオーダーを考えるとき、色々な条件を思い巡らせるはずです。
単に「成績が良い」なんて言葉では図り得ないいろいろなことがおきるわけです。

野球に例えたがん治療ですが、そもそも一般人は「これをやれば治る」っていう経験しか無いから、そういう見方で治療を選ぶかも知れません。
短期決戦ではなく、長期戦、シリーズ戦、っていう考え方に切り替える必要もあります。

さらに、どうやったら監督とコミュニケーションが取れるのか?
バット・グラブという単語すら知らないということはないでしょうが、スイング・スローイングなどになると怪しくなっていってれば
監督としても「いいから言ったとおりにだけヤレ」となるのは目に見えています。
逆に、細かい単語も分かっていて、戦略的にも理解のある選手だったら、監督も使いやすいでしょうし、新たな戦略を立案して実行させてみたいとも思うでしょう。

このあたりの絡みが全くないカタログ的な「現代の膵臓がん治療」を見せられても、一般人の基礎知識にもならないような気がします。
さらに、患者・家族はその選択の意味を知らない場合に、不信・不安が増え、さらにあまり効果の無い治療に時間とお金を使ってしまうかも知れません。

こうやって考えていくと、今の治療法・化学の限界はありますが、それをフルに使う方法を考えた方がもっと効率が良いだろうし、その結果生存率は上がるような気もするんです。

監督はこう考えるでしょう。
「おかしな戦略だと思われるよりも、オーソドックスな方法を使っておいた方が文句は言われないだろうな」と。
だけど、選手によってはこんな人もいるでしょう。
「監督、フルスイングさせて下さい。ちまちまヒットを打って打率が上がるよりもホームランバッターになりたいんです」
「監督がいうなら、バントだって盗塁だってやります。だけど、それは監督の信念ですよね?」

そうやって、チームワークを実らせることができれば、単に個人個人の技量以上の結果が出てくる可能性があると思うんですけどどうでしょうか?
そしてそれは、膵臓癌に限らず、他の病気の治療に関しても同じ事が言えると思うのですがどうでしょうか?

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  1. 2019/01/15(火) 10:58:14|
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記事感想【膵臓がんをあきらめない】臨床研究、化学療法…進歩し続ける膵臓がん治療

【膵臓がんをあきらめない】臨床研究、化学療法…進歩し続ける膵臓がん治療
連載の第5弾、最終回です。
臨床試験についてと、コンバージョン(手術可能になること)、緩和医療について書かれています。

臨床試験については、誤解を受ける場合もありますよね。
僕の知人でも「人体実験」だと思っていた人がいましたから。

大体の臨床試験は、そんな得体の知れない治療を試してみるなんて事ではありません。
例えば、ウチでも(結果的にはできなかった)試してみたのは、パクリタキセルの腹腔内投与でした。
これは胃がんでは保険診療になっているんですね。
方法を説明されると「なるほど」と頷ける治療ですが、膵臓癌ではまだ保険診療とはなっていなかったんです。
http://fit393.blog.fc2.com/blog-date-201410.html
このあたりのことだったかな?
こういった詳しい背景説明なども含めて、患者や家族は判らないことばかりで現実に立ち向かうことになってしまうんですね。

あとで全部まとめた記事を書くつもりです。

で、緩和科の話。
これすごく大事なことです。
まず、当然痛みの問題もあります。精神的な不安や様々な問題を抱えることになります。
この時、主治医は外科や内科でしょうか?専門ではないんですね。
だから、痛み・精神安定の専門、緩和科はすごく力になるんです。

やっぱり、痛みはあって当然なんて思ってしまうと
主治医に「痛みはどうですか?」なんて聞かれても、「ええ、大丈夫です」なんて答えてしまいがちです。
不安があるのも当たり前、痛みが有るのも当たり前・・・だけど、今は我慢できるから「大丈夫」と。
そうすると、主治医はそのことは「問題が無い」と思ってしまいます。

我慢する必要は無いんです。
ウチの場合は、痛みの他に、不安、鬱、睡眠不足など、細かいことも相談していました。
ただ、ちょっと出会うのが遅かったので、後で少し困りましたけどね。
あ、そういえば、なかなか筋力回復しないから、増強剤的なものも処方してもらってました。

何も遠慮することはないんです。
素直にありのままに体の不調・耳路の不調を訴えて良いんですよ。

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  1. 2019/01/14(月) 01:04:11|
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記事感想【膵臓がんをあきらめない】高齢者、持病ある人に優しい放射線治療

【膵臓がんをあきらめない】高齢者、持病ある人に優しい放射線治療
第4弾です
ここでは、放射線治療について説明されていますが、もっと重要なことが書かれていました。
「~放射線治療の副作用を抑えるために、通常は推奨されない「休止期間」を設け、実績を残している。」というところです。
放射線療法も化学療法(抗癌剤)も、だいぶ副作用が少なくなってきているとはいえ、その大小は個人個人様々です。
大事なことは、続けられる治療ということで、強さではないんです。
ただ、その場合でも丁寧な説明がないと患者や家族にとっては不安感・不信感の原因になる場合があります。
「あの時、頑張って治療を続けていた方が良かったのでは無いか?」
「抗癌剤を減らしたから転移したんだ」
などの部分です。

そもそも、続けられない治療よりも、続けられる治療の方が効果が上がることは、経験豊富な医師ほどよく知っています。
人によって効果も副作用も度合いが違っているとすれば、結果的に「治療できない」のと「効果が期待できない」は同じ事だからです。

抗癌剤も放射線治療も、それそのものでがん細胞を殺すのではなく、細胞分裂時に働きかけるものです。
このことを患者や家族は理解できるでしょうか?という問題はあるんでしょうね。

やっぱり、患者・家族は勉強が必要ですね。

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  1. 2019/01/13(日) 01:02:51|
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記事感想【膵臓がんをあきらめない】前がん状態を発見する「尾道方式」とは

【膵臓がんをあきらめない】前がん状態を発見する「尾道方式」とは
第3回目の記事です。
これ内容的には、以前NHKの番組で紹介していたことです。
ためしてガッテン「生存率が2倍に!すい臓がん超早期発見SP」を見て
その方法について、ただ紹介しているだけの記事なので、過去ブログの感想と全く同じ事を感じました。

誰に向かっての記事なんだろう?

医学的な立場や、超客観的な立場から言ったら、これらの記事内容で十分なのかも知れない。
だから、大多数の一般人的読者では「ふーん」の感想の単なる短時間の読み物でしかない。
だけど、この記事にネットで辿り着く大多数は、罹患した本人、家族の場合が殆どではないだろうか?
こういう記事を読ませて果たして何になるんだろうか?

患者を目の前にして
「膵がんの5年生存率を大幅に上げる方法があります。それは早期発見に努めることです。」って言えるのか?

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  1. 2019/01/12(土) 00:41:08|
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記事感想【膵臓がんをあきらめない】家族歴と糖尿病は高リスク 症状がでたら医師などに相談を

記事感想「【膵臓がんをあきらめない】膵臓がんの根治は夢ではない~
前回、この記事の感想を書きました。
根治とかの言葉の使い方って言うか空虚感に脱力でした・・・・

で、このシリーズ5回ってことだったので、その第2回の感想を書いておきます。
【膵臓がんをあきらめない】家族歴と糖尿病は高リスク 症状がでたら医師などに相談を
健康診断とかではなかなか見つからないから、高リスク条件の人とか、症状のある人は、気をつけて受診してくださいね。。。っていう趣旨。
それは、本来ならば、医療側で手を回すべき事であって、一般人側が留意することなんだろうか?
そもそも、そういった症状で別の疾患と疑われて胃腸薬などを調剤される病院などでは、
「先生、膵臓の疾患もよく見て欲しいのですが・・・」って言っても仕方が無い。
場合によっては、医師が突っ張って「いや、大丈夫だから」などと言う場合も多いだろう。
ってことは、いくらこちらが気にかけていても、その医師の診断する結果をそのまま信じる敷かないのが現実。
これらを幾ら一般人に言ったところで、果たして、それを注意深く見てくれる医師に当たるのだろうか?
それとも、「あなたは絶対に膵臓疾患はありません」って言ってもらえるか、はたまた「膵臓の病気の可能性があります」と言ってもらえなければ安心できないという笑い話にもならない事態に陥る。

どうも、こういう他人事感があって、記事を読んだところで何に対して、誰に対しての啓蒙なんだろう?って思っちゃうんですよね。

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  1. 2019/01/11(金) 00:39:10|
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